温経湯 不妊 効果

温経湯で冷えを予防して、妊娠しやすい体質づくりをしよう!

 

  1. 注目される理由
  2. 妊娠できた体験談
  3. 医師が処方する理由
  4. 温経湯の特徴
  5. 妊娠しやすくなる秘密
  6. まとめ

漢方

 

注目される理由

 

「また腰回りが冷たくなってる…このままじゃ、また基礎体温がガタガタになっちゃう!」

 

こういった症状を自覚している女性は、生活改善の他に漢方薬による体質改善をするのがオススメです。

 

最近では漢方薬局のみならず、婦人科でも気軽に漢方が処方されるようになってきました。

 

今回お話しするのが、温経湯(うんけいとう)・・・東洋医学でいうところの「温性」の生薬を中心に、12種類配合された漢方です。

 

主に上半身の体温が高くて、下半身の体温が低い場合に使われています。

 

体を内側から温めて、上半身と下半身の温度のバランスを調節する働きをもった漢方薬で・・・不妊症状を訴える女性には、よく処方されます。

 

そこで、温経湯で妊娠した女性の話から、医師が温経湯を処方する人のタイプなど…

 

温経湯の基礎知識と、冷えを防いで妊娠に導く秘密を紹介していきます。

 

 

 

妊娠できた体験談

 

温経湯でガタガタだった基礎体温が綺麗になりました!

 

 

基礎体温をつけ始めて、早くも半年が過ぎた36歳の女性。

 

しかし、いつも基礎体温は綺麗な二層を描くことはなく…

 

いわゆるガタガタな、いつが低温期でいつが高温期なのかもわからない状態。

 

漢方

 

これでは排卵日が、わかるはずもなく…タイミングを取ることができません。

 

そこで、彼女はなぜ基礎体温がいつもガタガタなのかを冷静に考えてみました。

 

そのとき、ふと腰に手を当ててみると…腰周りが冷たかったのです。

 

この「冷え」こそが、基礎体温が安定しない原因なのではないかと考えた彼女。

 

慌てて対策方法を検索してみたところ、漢方のサイトが目に飛び込んできました。

 

そこで、近所に新しくできた漢方薬局に足を運んでみることにしたのです。

 

やはり、何種類もある漢方薬は、専門家でないと選定できないのではと彼女は考えたのでした。

 

そこで彼女は漢方医に、冷えが気になって下半身が冷えていることなどを説明しました。

 

そこで処方された漢方薬のうちのひとつが、温経湯だったのです。

 

温経湯を飲み始めてから、3ヶ月…だんだん、基礎体温が二層になってきました。

 

つまり、これは排卵日の大まかな特定ができるということで、タイミングが取れるということになります。

 

そして気になる下半身の冷えも改善され、いつもポカポカしているのです。

 

この温経湯の体を温める効能により、6ヶ月後には待望の妊娠反応が出たのです。

 

漢方薬でこんなに早く効果が出るなんて、温経湯は彼女の体質に合っていたということです。

 

その後出産をした彼女は、漢方医に赤ちゃんの顔を見せに行って、お礼をしに行きました。

 

 

 

医師が処方する理由

 

温経湯の効果と、医師が温経湯を処方する目安

 

 

医療法人オーク会の岩木医師によると・・・ラットの実験で温経湯を投与した結果、ホルモンバランスを整える作用があるということが明らかになりました。

 

温経湯を飲むことで、(卵巣を刺激して)排卵を促すホルモンの分泌が増えることが認められたのです。

 

また、排卵誘発剤である西洋薬のクロミッドと一緒に飲むことで、排卵と妊娠の確率を上げることも確認されました。

 

温経湯によりホルモンバランスが正常化して基礎体温も正常になり、排卵障害も改善したという報告がありました。

 

温経湯が”漢方薬での排卵誘発剤”と言われているのは、このような効果があるためです。

 

医師は以下の症状がある女性に対して、温経湯を処方します。

・冷え性でも、上半身は温かい
・唇が乾いて、カサカサしている
・顔色が悪くて、虚弱体質

 

このような場合で、当帰芍薬散があまり効かなかった場合に、温経湯が良く処方されます。

 

 

 

温経湯の特徴

 

温経湯ってどんな漢方?

 

漢方

 

温経湯は、当帰芍薬散の温性の生薬が3種類含まれているので、効果も似たような感じになります。

 

体を温める温性の生薬である「半夏(はんげ)」「人参(にんじん)」「生姜(しょうきょう)」「呉茱萸(ごしゅゆ)」の4種類。

 

そして上半身の熱を冷ますための冷性の生薬である「牡丹皮(ぼたんひ)」「麦門冬(ばくもんどう)」の2種類。

 

体の血液を増やして、生殖器などの臓器を活性化させる「阿膠(あきょう)」。

 

体にとどまって流れないままとなった水分を、うまく循環させる「経皮(けいひ)」。

 

緊張状態をほぐし、ストレス耐性をつける「甘草(かんぞう)」。

 

これら12種類を含んだものが、温経湯です。

 

 

上半身の温度が上がったことによって失われた水分を補充し、ストレスを緩和することで胃の調子を整えます。

 

冷えている下半身は、4種類の生薬がしっかりと温めて、上半身と一定の温かさに保ちます。

 

イメージとしては、上半身の熱を下半身に流していくといったかたちです。

 

今では不妊症状を訴えれば、まずは温経湯というのが当たり前になっています。

 

ひとつ注意したいのが、胃腸が弱っている状態だと吐き気や下痢などの副作用が起こる場合があります。

 

漢方医だと、このような副作用に関しても詳しく説明してくれると思います。

 

 

 

妊娠しやすくなる秘密

 

温経湯で冷えを改善して、妊娠力をアップ!

 

 

いくら上半身が温かくても、血流が悪くては・・・十分な血液が下半身に供給されません。

 

また、血液が運んでいる酸素もうまく運ばれなくなってしまいます。

 

子宮や卵巣などの生殖器は、下半身に集中している臓器です。

 

下半身への血流が悪いと、生殖器が元気をなくしてしまうのです。

 

漢方

 

そこで温経湯で、下半身を温めて血液量を増やすことで…

 

・生殖器に送られる血液量が増えることで酸素が十分運ばれるので、活動力が上がります。

 

・血液量が増えることで、心臓から遠い下半身の毛細血管にも、隅々まで体温と同じ温かさの血液が行き渡り、冷えが改善されます。

 

・冷えが改善されることで、子宮の中が温かい状態になるため受精卵の居心地が良くなり、着床しやすい環境になります。

 

・着床しやすい環境に整えるということは、しっかりと子宮内膜に受精卵がくっつき、流産しにくくなります。

 

温経湯で冷えを改善し、血液の循環を良くするだけで、こんなにも妊娠にとって良い効果が得られるのです!

 

漢方

 

まとめ

 

まとめ

 

 

全身の冷えを改善するというよりは、下半身の冷えを改善するための漢方薬である温経湯について説明してきましたが、いかがでしたか?

 

温経湯は、妊活でおなじみの当帰芍薬散よりも温性、つまり体を温める生薬がたくさん含まれています。

 

そして上半身に集中した熱を下半身に流してくれることで、体全体の体温のバランスを整えてホルモンバランスも整えてくれるのです。

 

温経湯は、妊活には欠かせない基礎体温も正常化する働きがあるので、排卵日も特定しやすくなります。

 

温経湯は、冷えを取って自然妊娠を目指したい、という人にもぴったりな漢方薬なのです。